【施工事例】家族と集うカウンターキッチン
家族の気配を感じられるカウンター
今回はカフェオーナーの新築計画に合わせてオーダーキッチンのご依頼をいただきました。
キッチンからダイニング・リビングまで大きな空間になっている間取り。長いステンレス製のカウンターキッチンが欲しいというご要望からプランニングがスタートしました。
開放的なペニンシュラキッチン
長いカウンターを中心とした空間。対面キッチンで料理をしながらでも対面に座っている家族と話したり、リビングのお子様の様子を眺めたり。家族の気配を感じられるカウンターキッチンです。
キッチンレイアウトはペニンシュラキッチン+背面収納。
「ペニンシュラ」とは英語で「半島」という意味で、半島のように片側が壁と接している対面キッチンのタイプのことをいいます。
オープンタイプのカウンターなので開放的で、料理中もリビングやダイニングにいる人とコミュニケーションが取りやすいのがメリットです。
ゆとりのロングカウンター
メインのカウンターの長さはゆとりのある4mの幅。
料理中はもちろん広々と。来客を招いてみんなで一緒に料理したり、囲んで食事をしたりもできるゆとりの広さです。
シンク一体のステンレスカウンター
ワークトップはシンク一体型のステンレスカウンターをオーダー製作。
大きいシンクをご希望だったため、合わせて製作。オーダーなので継ぎ目のないシームレス仕様にすることができ、毎日の掃除が楽になります。
仕上げはシンク、カウンター共にバイブレーション仕上げ。
バイブレーション仕上げは、ランダムに細かい模様をつけた表面処理で、マットな仕上がりで、落ち着いた雰囲気が出せるのが特徴です。
タッチレス水栓とオーダーシンクで家事を楽に
水栓は浄水器一体型のタッチレス水栓を採用。
料理中で手が濡れている時でも手をかざせば自動で水が出るとても便利な水栓です。
シンク内側の隅は少し大きめのアールをとりました。アールを大きくとると隅の掃除が楽になります。
また、水栓横にポケットを設け、洗剤やスポンジ置き場を確保。
シンク内ポケットはアイランドやペニンシュラのようなオープンタイプのキッチンでも、小物を整理でき、視線をカットしてすっきり見せることができます。
組み合わせ自由のドミノ式コンロ
コンロは好みに合わせて組み合わせができるドミノ式コンロを採用。
ドミノ式コンロの種類はハイカロリーバーナー、二口コンロ、IHコンロからお好きな組み合わせにすることができ、台数もカスタマイズできるのが特徴です。
今回使用したシリーズは五徳が大きく重たい鋳物のお鍋でも安定して置けます。
調理側はお庭を眺められるレイアウト。
撮影の時期は新緑前でしたが、今の時期は緑の時期。秋には栗が収穫でき、手元作業からふと顔を上げると四季を感じられる素敵な空間です。
細身の框ですっきりみせる
カウンターチェア側の収納扉は框扉タイプ。
框の枠を細めにすることでクラシカルになりすぎずシャープな印象となります。
扉はホワイトオーク突板ウレタン塗装でお好みの色に。
どの色にするかたくさん悩んでもらいましたが、理想の扉色にできるのもオーダーキッチンならではの特徴です。
背面収納はオープンシェルフで開放的に
背面収納はコンロ側にはビルトインの電気オーブンのトール収納を設置。
ビルトイン電気オーブンはお好きな高さ、場所に設置ができます。
コンロ下のように屈まなくても料理の出し入れができ、また料理中のオーブン内の状況も眺めやすいのが特徴です。
シンク側はカウンター収納+オープンシェルフとして開放感を出しました。
カウンターにゆとりがあるので炊飯器・電子レンジなど家電を置いても余裕の広さ。
家電以外の花瓶や小物を飾って華やぐ空間にもできます。
背面のカウンター材は人工大理石を使用し、ペニンシュラ部のステンレスと異なる素材の組み合わせを楽しめます。
オープンシェルフにはお気に入りのものを
カウンター上部は小物などを飾れるシェルフを設け空間のアクセントとしました。
オーナーの経営するOIMO cafeはIMPLEMENTSで店舗デザイン・施工をさせていただきました。
IMPLEMENTS himonyaにも併設したOIMO cafe 碑文谷があり、美味しいコーヒーやお芋のスイーツが楽しめます。
オーダーキッチンのお問い合わせはこちらから。
お気軽にお問い合わせください。
具体的なオーダーキッチンの進め方はこちらから
TOPICS「オーダーキッチンの進め方・理想のキッチンを実現させるためには?」